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【なぜ蓋をひのきにしたのか？】 陶器製で作るには数が少なすぎて価格が高いものになってしまうし、製造にも時間がかかります。それなら木製の蓋ではどうだろうか･･･ステンレスは？･･･アルミは？ 検討に検討を重ね出た結論は、時間もかからず価格も比較的抑えることの出来る「木製蓋」でした。 しかし、適当な木で簡単に作る事は出来るけど長く使うものなので、カビに強くて耐久性もある木は何か･･･。 さらに材質においても検討を重ね、耐久性・防腐性に優れた「国産ヒノキ」と結論を出し、早速、いつもお世話になっているお隣の市の木工屋さんへ向かい、製造に取りかかりました。 聞くところによると、ヒノキには殺菌・防虫効果があり、虫が寄りつかないので鳥のエサとなる物が少なく、「ヒノキの森林でバードウォッチングは出来ない」というそうです。 耐久性はと言うと、しっかりと目が詰まっていて木材の中でもトップクラスの耐久性があるとのこと。 その群を抜く耐久性は、伐採後約200年もの間強くなり続け、1000年以上経っても伐採時とほぼ同等の強度を保ちます。 さらに、目が詰まっているため汚れづらく、お手入れも簡単です。 日本製のかめに合わせる蓋なので、国産ヒノキを使用し日本国内で製造する、純国産品にこだわりました。

この製品の蓋には無垢のひのき材(国産)を使用していますので、ヤニ(樹脂)が出ることがございます。 これは、伐採後もまだ木が生きている証拠で、無垢材には避けられない現象となりますので、何卒ご了承ください。 尚、ひのきのヤニは無害な上、木を長く保つ役割もあり、ご使用に差し支えはございませんのでご安心ください。